暮らしの中に、小さなフックを取り入れる。
いつもの生活の中に、少しだけいつもの生活じゃないものが入ることで、あれ?っと思うことがあります。私はそれを「フック」と呼んでいますが、小さなひっかかりというか、そういうものです。
小さなフックに気付くか、気づかないか。
それも人それぞれ興味の方向があるので、これがフックだと言う正解はないのですが、一杯のお茶も、そういう小さなフックの役目を担えるだろうと考えています。
お茶はワインのように、蓋を開けたら同じ味になるというものではありません。
淹れる人によっても、環境によっても変化するもの。
「いったい何が違うのだろう?」
毎日同じお茶を淹れても、色々な条件の中で同じようには行きません。
昨日と今日の変化は、全然目には見えません。
「大切なものは目に見えない。」
星の王子さまも言っていました。
だからこそ、こういう小さな違いに気づき、疑問を持つこと自体が、
日々の暮らしの小さなフックになるような気がします。
これって、けっこうおもしろい。
何かに気付ける自分になったら、
あっちのことにも、そっちのことにも、
おもしろさを見出せます。^^
お茶の時間が、あなたの「小さなフック」になれたら、嬉しいなぁ。