相手を思って、納得して笑顔で見送れるか?
私は、いえ、わが家の暗黙の了解として。
どちらかが出かける時には、ほぼいつも玄関で見送る。
仕事に行く時でも、お互いにする。
他人から見たら、ただのラブラブなノロケに聞こえるかもしれないけれど、私の中ではそうでもない。
出会う前から、彼は冬の海に入るウィンドサーファー。時々は大きな怪我もする。御前崎の冬の海は正直怖い。
でも、ウィンドを長く続けたいと言う彼を止めさせる気はサラサラなく。そこはお互いに不可侵なところで、ずっと応援したいと思っていて。
でも、危ないことはよく知っている。
だから海に出かける前は、少しよく顔を見ておくようになった。玄関で納得いくように見送るようになった。海だけでなく、毎日がそうなった。
相当な喧嘩をした時以外、ムカつく!と思っていても玄関の見送りはお互いにする。見届ける儀式のような感覚です。
戦争でたくさんの人が亡くなった。亡くなったというよりも、たくさんの見送る場があっただろうね。当時は見送ることは片道切符のようだったかもしれなくて、私のような贅沢な話ではないのですが。
・相手を思って、納得して笑顔で見送れるか?
・エゴで執着せずに、手ばなれ出来るか?
私にはテーマでした。
まぉ、感性labで自己理解、他者理解を深めてからは大きな喧嘩はしなくなり、結果、仲がいいだけになりつつありますけどね。笑
そこに居てくれるだけでありがたいと、思える人たちの中で暮らしたい、仕事したい。
これは私の安全基地
お互いに生きてるだけでありがたい
この時期に思うこと。