お茶の間EXPRESSとは?

お茶の間エクスプレスは、日本茶文化を取り入れて、これからの時代をしなやかに生き、感性を高め、心豊かに心穏やかに暮らす人を増やすことを目的としています。

「本来の、おもてなしとは何か?」

お茶の間エクスプレスでは、あなたらしい生き方を再発見できる日本茶セミナーと、家庭や職場、店舗ですぐに役立つ、日本茶文化を活用した環境・コミュニケーション作りの、セミナーやコンサルティングを行っています。

皆さんが、「茶道」からイメージするものは何でしょうか?

お茶の稽古それぞれ思うことはあるかもしれませんが、そこで本質的に学び感じられることの一つに、「客とともに心地よい場を創るためにどうすればよいか?」を考える習慣が身につくことがあげられます。マニュアルを覚えることではなく、「自分で考え、動く」という習慣です。

つまり、客と共に心地よい場を創るためにどうするか?を、体を使って考え理解し、行動できる人になるということです。一言で言えば「慮る(おもんぱかる)」ということです。

茶の湯の茶会では、正客は一人です。亭主は今日の正客を思い(向き合い)、心地よい場を創ることを心がける。客もまた、その亭主の思いをくみ取り行動する。この両者の「思いの形:行動」が茶会全体の空気を創りだして行きます。

この「心地よい場を創ろうとする思考」は、仕事をする上でも、家庭を築く上でも、あらゆる世界で役に立つ考え方・習慣だと考えています。

ただ、そのために、誰もが茶道を習わないといけないのかと言うと、正直無理があるかもしれない・・とも思いました。

そこで、茶道で得られるかもしれない気づきを、コミュニケーションスキルとして分かりやすく体感してもらう方法として考えたのが、日本茶コミュニケーションというセミナーです。

 

「一杯のお茶から、会話が始まる。」

日本の伝統的な文化であるお茶に関わるあらゆる世界は、日本人の本来持っていた思想や美意識など、感性の宝庫です。世界から注目を集める「おもてなし文化」も、お茶の世界を通して見えてきます。

DSC_0346しかし残念なことに、お茶をただ喉の渇きを潤すだけの飲み物と捉える方が多く、自分で淹れる手間を省こうという流れがあります。

言いかえれば、「忙しいから、会話を省こう。」と言っているようにも聞こえ、日本人として本当にもったいないと感じています。

 

 

 

「お茶を淹れて、共に頂く。」

一杯のお茶で味わえるのは、お茶の美味しさだけではありません。静けさや一体感、高揚感や集中力等など・・・。ざっくり分けると、大きく二つの方向があります。

①客や家族・友人たちとの場の調和や心地よさなど、外側に向かっていく意識

②集中力や自己解放など、自分の内側に向かっていく意識

どちらにせよ、自分で感じる力をもう一度磨くことが大切です。まずは、あなた自身が五感を使って、お茶を深く味わってみませんか。

 

「これからは、感じる力・表現する力が必要な時代。」

お茶を真剣に淹れる感覚。五感で味わう感覚。

周囲との調和、自分との対話。

お茶文化の中に見える、自然観。

あなたらしい、お茶の表現。

相手あっての私、というあり方。

次郎山そういう目に見えない感覚を味わい、周囲に和みの場を提供できる大人は本当にかっこいいですね。

自分の内面を磨き育てていくことこそが、年を重ねる楽しみであり、喜びであり、幸せを味わう秘訣だと考えます。

それがお茶を淹れて飲む相手とも共鳴し合うことで、また新たな心地よい場や人が生まれるという、広がりのある循環になります。まずはあなたの近くにいる方と、お茶を一緒に味わってもらいたいですね。

お茶の間エクスプレスは、そういう感性力を高めるための、お茶体験・体感の場を各地にお届けいたします。

 

PAGE TOP